ペットを捨てないで。迷子にしないで。
●犬や猫も歳をとり、病気にもなります。
そんな時こそ今まで一緒に暮らしてきた家族の皆さんが最期までそばにいて守ってあげてください。
●飼っている動物の安全を守るのは、
飼い主の責任です。
大切な家族の一員を迷子にして
危険にさらさないように、
しっかり対策をとりましょう。
■放し飼い・ノーリードにしない。
(リードは命綱です)
■ 狂犬病予防接種の注射票や鑑札を付けたり、迷子札に電話番号を書いて首輪に付けましょう。
飼い主が法律を守って鑑札をつけたり、迷子札やマイクロチップをつけていれば、
その多くは殺処分されることなく家に帰れたはずなのです。
参考リンク 環境省 「マイクロチップいれていますか?」
平成24年殺処分頭数
【長野県】 平成24年殺処分頭数犬108頭、猫 1,696頭 合計1,804頭
【全国自治体】平成24年殺処分頭数犬38,447頭、猫123,420頭 合計161,867頭
参考リンク 環境省:統計資料 「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」
保健所職員さん達は、犬猫たちの世話をしながら限られた時間の中で
なんとか命を繋げられないかと努力をされています。
それでも全ての犬猫の里親さんを見つける事は大変難しく、新しい飼い主が見つからなければ
犬猫たちを処分施設に送らなければなりません。
現状
■様々な理由で飼育放棄する人、避妊去勢手術をせずに増やし続け、
捨て続ける人が後を絶たないため、
まだたくさんの尊い命が犠牲になっています。
■迷子になっても保健所・警察などに
すぐ連絡せず『そのうち帰って来る』
『可愛いから誰かに連れて行かれた』と
探してもらえない迷子の犬猫。
中・大型犬では、一日に10km以上移動する場合があり、近隣の別の保健所に
保護されて
いる事もあるかもしれません。
■長期間放浪して、ようやく保護されても時間が経ちすぎて、
収容されている事を飼い主さんに気付いてもらえない場合もあるかもしれません。
■知らない場所、知らない犬、知らない人達に囲まれて不安で寂しい思いをしながら、
人知れず処分されてしまう犬猫が1頭でも減る様に、動物が好きで動物と暮らしている私達が
しっかり考えて行動していきたいですね。
私達に出来る事
もしも犬猫がいなくなってしまったら 「2、3日したら帰ってくるだろう」と 待ったりせずに
すぐに探してください。
飼い主不明のまま保健所で収容されていると一定期間で処分されてしまいます。
いなくなった場所や近くを探すのと同時に 下記の連絡先にいなくなった事を伝えましょう。
■大町保健所0261-23-6528(その他地域の方は最寄りの保健福祉事務所(保健所)まで)
■大町警察署0261-22-0110(その他地域の方は最寄りの警察署まで)
■大町市役所0261-22-0420(その他地域の方は各市町村まで)
■その他動物関連施設や新聞社など
犬ねこを家族に迎えたいとお考えの方へ
■犬猫を飼いたいとお考えで
ご検討いただける方は
、
保健所のワンちゃんネコちゃんを
家族に迎えていただけませんか?
お見合いだけでも、お近くの保健所、保護団体さんまでお気軽にお問い合わせください。
終生飼養
平成25年9月1日より
改正動物愛護管理法が施行されました。
動物の飼い主は、その命を終えるまで
適正に飼育する「終生飼養」の責任がある事が
法律上明確にされました。
法律が改正されて
都道府県等では、終生飼養に反する理由による引き取りを
拒否できる様になりました。
動物を飼う前に、その動物の寿命や病気になった時の事、
その時の自分の年齢や家族の協力など
しっかり先の事を考えて
最後まで愛情と責任を持って飼いましょう。
環境省・動物の愛護及び管理に関する法律が
改正されました。
<一般飼い主編>
パンフレット
おすすめの物語
■ハルの日ペット問題を取り上げた子供向けアニメーション。
文:渡辺眞子 絵:どいかや 音楽: 赤井由絵 朗読:坂本美雨 アニメーション:しんばるしんた
■ペットショップにいくまえに
■捨て犬たちの小さなおはなし
小さな子供さんと一緒に読めるせつなくて優しいおはなし。
こんな気持ちで保健所に足を運ぶ人達が増えて
動物も人もみんな心が温かく優しくなれたらいいなと思います。
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