はじめに
ひとりひとりの力は小さくて、出来る事に限りがあります。里親さんが決まり幸せになれる猫は、ほんの一握りにすぎません。
こうしている間にも、命を絶たれている犬や猫がたくさんいます。
避妊・去勢手術を適正に行い、不幸な命を増やさないように... 一緒に考えていきませんか?
私たちに出来る事 避妊去勢手術について(ページ下部)
活動日誌
- 2014/07/15
保健所HPで里親募集をしていた14歳のダックスの女の子。
今まで飼い主さんの家で過ごしながら、新しい飼い主さんを探していましたが
もう飼い主さんと暮らせなくなってしまい、保健所に収容されました。
高齢で、今までのんびり暮らしていたワンちゃんなので
保健所の施設に置いておくのは忍びなく、
ラッキーフィールドのメンバー宅で一時預かりをしていました。
- 2014/07/28
そんな中、思いもよらない事が起こりました!
元の飼い主さんがお迎えに来てくれました!
遠く県外の病院に入院しているご家族の事、
ご自分の年齢や状況を考えて、ワンちゃんを手離す事を
お父さんの一存で決めてしまったそうですが、
県外の病院に入院しているご家族に話をしたら、
すごい勢いで泣かれたそうです。
「もう一度」なんて身勝手は許されないかもしれないけれど、
もう一度、大切に飼っていきたいと言ってくれました。
ごはんもよく食べ、お昼寝もたくさんして
落ち着いて過ごしている様に見えましたが、
本当は寂しかったよね。
本当は、保健所に持ち込めばもう後戻りはできません...
職員さんにも釘をさされていた飼い主さんでしたが、
お迎えに来たお父さんも泣いてしまい、
「花ちゃんごめんね...」と言って抱っこしてくれました。
花ちゃんも、しっぽをブンブン振って、
嬉しそうにお父さんの顔をペロペロペロペロずっとなめていました。
「ずっと待っていたんだよ」
お父さんに抱っこされ、安心した表情で
本当に嬉しそうにしている姿を見て
本当に本当に良かったねと思いました。
ご家族の病気やいろいろな状況の中、
弱気になってしまい、ちょっと間違えてしまったと思いますが
その分きっと、どれだけ家族にとって大切な存在だったか
もう一度確認できたのだと思います。
無事に再会できて良かったね。
これからは支え合ってずっと一緒に暮らしてね。
これからもワンちゃんとお父さんの幸せを応援していきたいと思います。
ご心配いただいたみなさま、
本当にありがとうございました。
保健所からわんちゃん猫ちゃんを家族に迎えていただきありがとうございます。
無事すくすく大きくなって、これからの日々が
ご家族の皆さまにとって心豊かで幸せな毎日になりますように。
もしよろしければ、いつか大きくなった姿を見せてくださいね